10年以上治らなかった過敏性腸症候群の原因が悪い姿勢だった!?
姿勢が悪いと、見た目が良くないというだけでなく、体へ大きな負担をかけます。
様々な不調の原因になり、薬やサプリメントを飲んでも良くならないとお悩みの方には、姿勢が原因になっているケースが少なくありません。
今回ご紹介するKさんは、過敏性腸症候群をはじめ、胃痛や胃潰瘍、胃下垂、不整脈など、様々な不調に悩まされていた、30代の男性です。
Kさんは中学生の頃から、長年お腹の痛みに悩んでいました。
毎朝下痢でトイレに駆け込み、腹痛に悩まされる。
そんな日々が10年以上も続きます。
「毎日下痢が続いて、もう一生このままなのかと思ってました」
病院で過敏性腸症候群と診断を受けた後は、薬やサプリメントを飲み続けましたが、それでも改善は見られません。
それは複数の病院をまわっても同じでした。
(病院に何軒も通ったし、出された薬もちゃんと飲んでいる。それでも治らないんだから、もうどうしようもないんだろうか……?)
Kさんは胃痛や不整脈、鼡径部の感覚異常にも悩まされるようになります。
色々な治療を試しても良くならない。
それでも症状はツラく、なんとか治したい。
不調に悩まされない快適な生活を取り戻したい。
Kさんは良くなる方法を探し続け、当院に来院することを決めました。
問診や検査の結果分かったのは、姿勢が非常に悪かったことです。
当院で撮った姿勢の写真では、猫背になっていて、首が大きく前に突き出た状態でした。
話を伺うと、もともと座り方などに問題があった上、お仕事で低い位置をずっと見ている必要がありました。
悪い姿勢が続いたことで、Kさんの自律神経が大きく乱れていました。
その結果、内臓の働きをはじめとして、全身に問題が起きていたのです。
当院での治療では、姿勢の改善を重点的に行いました。
突き出た首の位置を正しい場所へと戻し、丸くなっていた背中を伸ばします。
それに合わせて、働きの落ちた内臓を活発にする治療を行い、Kさんの生活に合わせた食事指導を行いました。
また、治療以外でも、普段からできる体操をお伝えしました。
お仕事中のちょっとしたタイミングや、自宅のひと時にお伝えした体操をしてもらいます。
Kさんの体は来院するたびに改善が見られました。
後日撮った姿勢の写真では、非常に綺麗な姿勢になっていました。
変化は見た目だけではありません。
「何年間も続いていた下痢が、まったくなくなりました」
体調が良くなり、朝からトイレに駆け込むこともなくなります。
胃痛や胃もたれ、鼡径部の感覚異常に悩まされていたのもなくなりました。
体調が良くなったことで、生活にもゆとりと張り合いが生まれたそうです。
「何軒も病院を回って薬も飲んで治らなかったのに、原因がまさか姿勢にあるなんて思いませんでした。これからも毎日姿勢には気を付けます」
治療を終えたKさん。
今もきっと良くなった体調で、日常やお仕事に、元気に過ごされていることでしょう。
姿勢が悪いと多くの不調を引き起こします
悪い姿勢が、体にとって良くないことは、多くの方が知っています。
ですが、多くの方が想像している以上に、悪い姿勢は体の調子を崩す原因になります。脳から背骨を通って神経が走っているため、姿勢が悪くなると、神経の通りが悪くなり、自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。
その結果、全身の機能の調整が乱れ、内臓の不調、自律神経症状などを引き起こします。
当院に来院される、内臓の不調や自律神経症状で深刻に悩んでいる患者さんも、姿勢が問題になっているケースはとても多いです。
- ・お尻の落ちた(骨盤が後ろに倒れた)座り方をしている
- ・腰が沈むような柔らかすぎるソファに長時間座っている
- ・スマホや携帯ゲーム機を低い位置で見て、首が俯いている
- ・長時間のデスクワークで、モニターが低い位置にある
- ・工場勤務などで、低い位置を見る仕事が続く
これらの過ごし方が、問題になっているケースが多いです。
姿勢について気を付けていただきたいのが、頑張って綺麗な姿勢を作る必要はないことです。
綺麗な姿勢を作ることと、悪い姿勢を止めることは、同じではありません。
意識して綺麗な姿勢を作ろうとすると、一部の筋肉に負担がかかって、結局長続きしないことになります。
モニターやスマホの見る位置を少し上げてみる。
前屈みが続いていたら、バンザイや伸びをする。
過敏性腸症候群をはじめ、自律神経症状は、姿勢が原因のことがあります。
もし、姿勢が良くないと自覚しているならば、気を付けてください。
当院での過敏性腸症候群の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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