過敏性腸症候群にゲームは関係する? ある高校生が改善した理由
過敏性腸症候群は、一度発症すると、生活に大きな支障をきたす症状です。
キツい腹痛や、お腹の張り、ガス漏れなどの症状に悩まされ、学校に通えなくなったり、仕事を休んでしまう方も少なくありません。
当院に来院されたYさんも、過敏性腸症候群で学校に思うように通えず、悩んでいた患者さんの一人です。
Yさんは高校生の男の子です。
過敏性腸症候群を初めて発症したのは、中学2年生の頃。
キツい腹痛や下痢、ガスによるお腹の張り、ガス漏れといった症状に悩まされるようになります。
Yさんは、両親と一緒に病院に行きました。
検査の結果、過敏性腸症候群の診断を受け、処方された薬を飲みます。
ですが、薬を飲んでも治りませんでした。
改善が見られないことから処方薬が増え、沢山の種類を飲むようになりますが、それでも良くなりません。
過敏性腸症候群になったことで、Yさんの学校生活は大きく変わってしまいました。
「自分が臭いんじゃないかと、何をしててもずっと気になってしまいます」
「食べるとお腹が張るから、学校ではお昼ご飯は食べてません」
「お腹の張りが気になるから、お腹が空いててもガマンしたほうがマシです」
お腹の状態が悪いまま月日は流れ、Yさんは中学生から、高校生になっていきます。
そんな時に、Yさんと親御さんは、当院のHPを見たことで来院を決めました。
当院で問診や検査をした結果、お体の問題点がわかりました。
大きく分けると、2つの問題が過敏性腸症候群を引き起こしていました。
1つ目が、姿勢(首の骨格のバランス)の問題です。
胃腸をはじめとした内臓の働きを主にコントロールしている自律神経は、脳から背骨を通って、全身へと伸びています。
そのため、姿勢(特に首のバランス)が悪くなると、神経の通りが阻害されてしまい、自律神経を乱してしまう原因になります。
Yさんは長年、スマホゲームやタブレット、携帯ゲーム機など、下を向いてゲームする習慣がありました。
2つ目が、普段の食事の問題です。
Yさんは、普段から甘いものが好きで、チョコレートやお菓子、ジュースなどをよく口にしていました。
こうした食生活が、腸への負担を増やし、症状の悪化につながっていたと考えられます。
当院の治療では、Yさんの首の骨格のバランスを整え、姿勢を良くしました。
また、普段の食事についてお聞きし、気を付けてほしいポイントをお伝えしました。
Yさん本人にも、普段の姿勢に気を付けてもらいます。
また普段の食事では、甘いものを完全に断つ必要はありませんが、食べ過ぎには気をつけてもらいました。
当院の治療を進めるにつれて、Yさんの症状は着実に改善していきました。
腹痛がなくなり、お通じの状態も良くなっていきます。
お腹の張りやガス漏れも落ち着いていきました。
「お腹のことが気にならなくなって、すごく気持ち的に楽になりました」
「それに友だちと話している時や食事をしてる時、授業を受ける時とか、それだけに集中できるようになりました」
Yさんの状態が改善し、日常生活にほとんど支障がなくなったこともあり、当院の治療を終了しました。
今はお腹を気にせず、元気に学校に通っていることだと思います。
過敏性腸症候群に悪影響を与えないゲームとの付き合い方とは?
過敏性腸症候群の主な原因は、ストレスや食事の問題だと、一般的には捉えられています。
この考えも間違いではありません。
ですが、ストレスに自覚がない方や、食事を普段からバランスよく食べている方でも、過敏性腸症候群が治らないと悩んでいる方も、少なくありません。
そんな過敏性腸症候群の方には、ゲームの遊び方が悪影響を及ぼしていることがあります。
特に携帯ゲーム機や、スマホやタブレットによるゲームアプリなどを、下を向いて長時間操作することと、首や背中に大きな負担がかかります。
姿勢も悪くなってしまいやすいです。
脳から背骨を通って、全身へと神経は伸びています。
姿勢が悪くなると、神経の通りが阻害されてしまい、自律神経を乱してしまう原因になります。
自律神経は腸の働きにも影響を与えるため、腹痛やガス、お腹の張りといった症状が悪化させる原因になります。
多くの方が思っている以上に、姿勢は自律神経に深く関わっています。
姿勢に気を付けたり、ゲームの長時間プレイに気をつけることが大切です。
また、持つ位置を少し上げて、首が前に倒れすぎないように気をつける。
あるいは、テレビやモニターに映像を映すと、負担が大きく軽減されます。
また、ゲームに夢中になることで生活リズムが乱れ、睡眠不足やストレスの増加にも繋がります。
あまりにも長時間のプレイは、過敏性腸症候群の悪化を引き起こす原因になります。
ゲームで楽しむこと自体が悪いわけではありませんが、下を向いての長時間のプレイには、注意が必要です。
過敏性腸症候群を引き起こす原因は、人によって様々です。
姿勢の問題だけでなく、ストレスや考え方、食事に生活習慣など、色々な原因が関係しています。
一人ひとり違うそれらの原因を、一つずつ解消していけば、過敏性腸症候群はけっして良くならない症状ではありません。
長らく治療を受けて治らないと悩んでいる方も、治るのを諦めないでください。
当院での過敏性腸症候群の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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