- TOP >
- 機能性ディスペプシア >
- なぜ機能性ディスペプシアの人は、しんどいと深刻に悩まされるのか?

なぜ機能性ディスペプシアの人は、しんどいと深刻に悩まされるのか?
機能性ディスペプシアは、胃痛や胃もたれといった胃の不調だけでなく、ひどい倦怠感に悩まされる方が少なくありません。
「いつも体がだるい」「しんどい、疲れが取れない」といった症状が続き、日常生活に大きな支障をきたすこともあります。
当院に来院されたNさんも、そんな「しんどさ」に悩まされた患者さんの一人です。
Nさんは30代の男性で、普段は会社員として働かれています。
もともと運動が好きで、トレーニングや山登りを趣味にされていたNさん。
ところが、半年ほど前のある時から、ひどい倦怠感や冷え、疲れやすさに悩まされるようになってしまいます。
胃腸の調子も悪化し、自分の体をコントロールできない感覚に陥ってしまったと言います。
Nさんが病院で検査をしたところ、医師からは「異常なし」と言われてしまいます。
機能性ディスペプシアの診断を受けて薬を処方されて、飲んでいましたが、改善が見られません。
また、近所のカイロプラクティックにも通いましたが、一向に良くなりませんでした。
「本当は運動もしたいし、仕事や勉強もしたいんですが……とにかくしんどいが勝って、何をするのも億劫でした」
「色々なところに行っても良くならなかったので、この調子の悪さは、本当に治るのかと不安でした」
趣味の運動もままならなくなり、気分も落ち込む日々。
そんな中、Nさんは過去に通院したことのある、当院へと来院を決めました。
「家から片道1時間弱ぐらい距離があるので、すぐに治りそうなら近くでと、元々は考えていたんです」
「ですけど、良くなりそうもないので、以前別の症状で治療を受けて良くしてもらったこちらに、またお願いしようと思いました」
当院で問診や検査を行った結果、Nさんの不調の根本的な原因が分かりました。
Nさんの不調を引き起こしていた原因は、首の骨格のバランスの崩れからくる、自律神経の乱れでした。
詳しくお話を伺うと、Nさんは不調が始まる前に、長期間にわたって歯の治療を受けていたことが分かりました。
治療自体は歯の状態を良くするために必要なものでしたが、治療中の姿勢や、顎に力が入り続けたことが、知らず知らずのうちに首へ大きな負担をかけていたのです。
胃腸をはじめとした内蔵は自律神経によって、働きを調整されています。
その自律神経は、脳から背骨を通って、全身へと伸びています。
そのため、首のバランスが崩れてしまうと、神経の通りが阻害され、自律神経を乱してしまう原因になります。
当院の治療では、まずNさんの首の骨格のバランスを整え、自律神経の働きを正常化させることから始めました。
また、治療に合わせて、首に負担がかからないように、普段の姿勢について指導を行います。
当院での治療を重ねるにつれて、Nさんの体は着実に変化していきました。
ひどかった倦怠感がなくなり、胃腸の調子も改善します。
そして、諦めかけていたトレーニングや山登りを再開できるまでに回復されました。
「あんなにひどかったしんどさが嘘のようです。また好きなことができるようになって、本当に嬉しいです」
今では、心身ともに健康を取り戻し、お仕事に趣味にと、充実した毎日を送られています。
機能性ディスペプシアの「しんどい」が起きる原因と対策について

機能性ディスペプシアの方が「しんどい……」と感じることが多いのは、単なる気分の問題ではありません。
そこには、自律神経の乱れが深く関わっています。
自律神経は、胃腸をはじめとした内臓の働きを主にコントロールしています。
この自律神経が乱れてしまうと、胃腸の機能が低下し、胃もたれや食欲不振といった症状が現れます。
そして、影響はそれだけに留まりません。
内臓の働きが全体的に低下することで、食べたものから十分に栄養を吸収できなくなったり、体内で発生した疲労物質を分解・排出する機能も落ちてしまいます。
その結果、エネルギー不足と疲労物質の蓄積によって、ひどい倦怠感や慢性疲労、つまり「しんどい状態」へと繋がってしまいます。
そして、その自律神経の乱れを引き起こす意外な原因の一つが、首の骨格のバランスの崩れです。
脳から全身に伸びる神経は、首の骨を通って全身に伸びています。
そのため、悪い姿勢や外部からの衝撃などで首のバランスが崩れると、神経の通り道が圧迫され、自律神経の働きが乱れてしまうのです。
Nさんの場合は、たまたま歯医者さんの受診が引き金となっていましたが、より多くの方に見られるのは、普段の姿勢の問題です。
・スマホやタブレットをうつむいて見る
・普段の座り方が悪く、ひどい猫背が続いている
などの問題があると、首に負担がかかり、自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。
機能性ディスペプシアとしんどい状態とは、関係に気づけず、なかなか治らないと悩むケースが多いです。
どちらも生活に大きな支障をきたしますが、けっして治らない症状ではありません。
まずは、一度自分の姿勢が悪くなっていないか、気をつけてみてください。
当院での機能性ディスペプシアの治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
他の機能性ディスペプシアの改善例はコチラ
・なぜ機能性ディスペプシアは自律神経を整えることが重要なのか?
・機能性ディスペプシアが、食べられないという悩みを招く理由とは?
・なぜ機能性ディスペプシアの改善にストレスの解消が大切なのか?
・機能性ディスペプシアの方が倦怠感にも悩まされやすい理由とは?
・機能性ディスペプシアと眠れないのには、同じ原因が関係していた?
・機能性ディスペプシアに悩む子供が抱えている意外な原因とは?
・機能性ディスペプシアとニキビを治らなくしていた共通の原因とは?
・機能性ディスペプシアの吐き気に悩む方の多くが気付いていない原因
・機能性ディスペプシアで胃もたれに悩む方の多くが抱える原因とは?
・機能性ディスペプシアによる食欲不振の方の多くが気づいていない原因
・機能性ディスペプシアの人がやってしまいがちな、食事の勘違いとは?
・機能性ディスペプシアからのひどい倦怠感が改善した理由とは?
・機能性ディスペプシアと自律神経失調症に共通する、ある原因とは?
・機能性ディスペプシアで体重減少する方の対策で逆効果になっている事
・機能性ディスペプシアの方がメンタル症状にも悩みやすい理由とは?
・機能性ディスペプシアで痩せていく方が気づいていない根本的な問題
・機能性ディスペプシアに悩む主婦の方に多く見られる原因とは?
・機能性ディスペプシアで、便秘にも悩む方に共通した、ある原因とは?
・機能性ディスペプシアで原因不明と診断された方が改善した理由とは?
・機能性ディスペプシアで食べるのが怖い方が改善した理由とは?
・機能性ディスペプシアで学校に行けないお子さんに考えられる原因とは
・機能性ディスペプシアが治らない方のやりがちな姿勢の問題とは?
・なぜ機能性ディスペプシアの人は、しんどいと深刻に悩まされるのか?
創輝(そうき)鍼灸整骨院
〒558-0003
大阪府 大阪市住吉区 長居3-2-3-1F
受付時間:午前 9:00~13:00
午後16:00~20:00
(定休日:土曜日午後・日曜・祝日)
> 詳しい道順はコチラ




