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テニス肘でドラムを叩けない方に考えられる根本的な原因とは?
テニス肘は、手や肘をよく使う人に発症することの多い症状です。
特にドラム奏者をはじめ、他にも料理人や大工など、物を握った状態で、反復した動作を繰り返す方に多く見られます。
非常に軽度な場合には、安静やサポーターなどで改善することも多いです。
ですが症状がキツくなると、肘の外側にジッとしていても痛みや痺れが続いたり、長期間にわたって治らないことも多く、ドラムの演奏に大きな支障をきたす症状です。
当院に来院されたIさんも、テニス肘がひどく、思うようにドラムができずに悩んだ患者さんの一人です。
Iさんは50代の女性で、普段はお仕事をされながら、長年音楽活動を続け、ドラムを演奏されています。
そんなIさんがテニス肘に悩まされ始めたのは、当院に来院する3ヶ月前のこと。
ライブを数カ月後に控え、練習に集中していたIさんの右肘に、痛みが走ります。
最初は軽かったその痛みは、すぐに悪化し、ドラムの演奏どころではなくなってしまいました。
「朝が特に痛くって、ちょっと物を持つのでもツラかったです」
Iさんが病院を受診したところ、テニス肘の診断を受けました。
その後、近くの整骨院、整体院にもしばらく通院を続けますが、症状は良くなりませんでした。
「ストレッチやアイシングなんかも色々調べてやってたんです。でも全然良くならなくて……」
治療を受けるだけでなく、自分でできる対策も積極的に行っていましたが、改善は見られませんでした。
「ライブが近づいてて、練習は増やしたいんですよ。でも痛い状態で無理してると悪化してしまうのも分かってました」
「だから一日も早く、根本的に良くしたかったんですけど、それをどうしたら良いのかが分かりませんでした」
ライブの開催日が近づき、Iさんは焦りながら治療法や治療院について調べていた際に、当院のHPを見たことで、来院を決めました。
当院で問診や検査をした結果、Iさんのお体の問題点が分かりました。
Iさんの肘の骨格のバランスが崩れてしまっていたことが、テニス肘を引き起こす大きな原因になっていました。
肘の関節は橈(とう)骨、尺骨、上腕骨の3つの骨で構成されています。
これらの骨が正しい位置にあることで、関節は滑らかに動き、靭帯や筋肉は良い状態を保つことができます。
Iさんの肘は、橈骨の位置が下がってしまい、関節のバランスが崩れてしまっていました。
当院の治療では、Iさんの関節のバランスを、正しい位置へと整えていきました。
当院の治療を重ね、関節のバランスが整うにつれて、Iさんの肘の痛みは確実に改善されていきました。
痛みや違和感が解消されていき、日常動作はもとより、ドラムの演奏にも支障がなくなっていきます。
「筋肉の問題だとばかり思っていたから、関節のバランスって言われても最初は半信半疑でした」
「でも治療を受けたら良くなっているのが分かって、ドラムを問題なく叩けるようになりました」
治療を受けながら練習を再開し、ライブも無事に終えることができました。
その後、良くなった状態が安定したこともあり、Iさんの治療を終了しました。
今も元気にドラムを続けられていることだと思います。
テニス肘を治してドラム演奏するための根本的な解決策
テニス肘は一度慢性化してしまうと、なかなか改善されづらい症状です。
ストレッチやマッサージをしたり、サポーターをつけてできるだけ安静にしていても、全然改善が見られないと悩む方が多くいます。
このようなケースに対して考えられる根本的な原因が、骨格のバランスの崩れです。
・ドラム演奏での度重なる負担の蓄積
・ちょっとしたフォームの崩れ
・不意の衝撃 など
によって、関節のバランスを崩してしまいます。
肘の関節は橈骨、尺骨、上腕骨の3つの骨で構成されていて、これらの骨に、靭帯や筋肉が付着しています。
そのため、関節のバランスが崩れると、筋肉や靭帯に強い負担がかかり、慢性化や難治化を引き起こす原因になります。
関節のバランスの崩れは、一般的にはあまり知られていない問題です。
また、一度崩れた関節のバランスは、基本的には勝手に整うということはありません。
痛みを抱えたまま、無理をして使い続けていると、ますますバランスの崩れをひどくしてしまうことにも繋がります。
一番良いのは、安静にしていたり、サポーターなどの対策で改善が見られない場合は、無理な手の使用は避け、関節のバランスを整える治療を早めに受けることです。
ただ、肘や手の骨格のバランスは、繊細な調整が必要なため、どこでも治療できるわけではありません。
安易な治療を勧めるわけではありませんが、深刻に悩んでいる方、真剣に音楽に打ち込んでいて、なんとか治したいと考えている方は、治療を受けることを検討してみてください。
当院でのテニス肘の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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