胃下垂を引き起こす5つの原因と3つの対策

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胃下垂を引き起こす5つの原因と3つの対策

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あなたは、このようなお悩みはありませんか?

  • ・腹筋や逆立ちをしているけれど、胃下垂が治らない
  • ・胃もたれや胃痛に悩まされている
  • ・食後、下腹がぽっこりするのをどうにかしたい
  • ・痩せすぎなので健康的な体型になりたい
  • ・色々試したけれど良くならないので、本当に治るのか不安

胃下垂とは、胃が正常な位置よりも下に垂れ下がった状態を言います。

下垂することで胃の機能が低下してしまい、胃痛や胃もたれといった症状を引き起こします。


一般的に言われている胃下垂の主な原因は、筋肉や脂肪が不足していて、胃をはじめとする内臓を正常な位置に保てないからだとされています。

胃下垂は胃の不調だけではなく、全身の様々な不調を引き起こす引き金にもなってしまいます。

胃下垂に悩む女性

胃下垂はなかなか改善がみられにくい症状です。

胃痛や胃もたれ、下腹のぽっこりなどで悩み、自分でどうにかできないかと、色々な改善法を調べている方が多くいます。


胃下垂でお悩みの方は、腹筋や逆立ち、呼吸法など、様々な対策を取って、なんとか改善しようと努力されています。

これらの方法で効果がある方も、中にはいるでしょう。


実際にこの方法で改善したという声を聞いたことがある方もいるかもしれません。

ですが、少しでも良くしようと努力しているのに改善がみられない、効果を感じれないという方も多くいます。


なぜ一方で良くなったという方がいて、もう一方では改善がみられないのでしょうか?


胃下垂を引き起こしている原因には、様々なものがありますが、それは一人一人によって違います。

1つだけの場合もあれば、複数の原因を抱えている場合もあります。


自分の胃下垂が何によって引き起こされているのか。

それを知らずに対策を行っていると、「たまたま自分に合った改善法」だった場合に限り、良い効果が得られるという結果になってしまいます。


では、どういった原因で、胃下垂は引き起こされてしまうのでしょうか?


胃下垂を引き起こす5つの原因とは?

胃下垂を引き起こす原因には、次の5つがあります。

1.猫背などの姿勢不良

姿勢の悪い女性

背中が丸くなり、肋骨が下がった猫背の姿勢は、上半身の重みがお腹側にかかり、胃を上部から圧迫してしまいます。

長期間の圧迫を受けることで、胃をはじめとした内臓は下垂してしまいます。


また、猫背などの姿勢不良は、次の原因である自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。


2.自律神経の乱れ

胃が下垂した状態の画像

胃下垂の方は便秘や冷え性、慢性疲労といった自律神経の問題を抱えている方が少なくありません。

自律神経は、胃や腸といった内臓の働きを調整しています。


自律神経は脳から背骨の中を通って、全身へと流れているのですが、背骨や骨盤のバランスが崩れることで自律神経が乱れると、胃を正しい位置に保っている筋肉や腸間膜と呼ばれるものの働きが落ち、胃の下垂を引き起こしてしまいます。


3.食事による胃腸への負担

お肉の食事

お肉や脂ものの多い食事内容、食べすぎや飲みすぎといった食生活の乱れで、慢性的に胃腸に負担をかけ続けている方は、内臓の働きが低下してしまいます。

その結果、胃腸に内容物(食べた物)が停滞する時間が長くなり、下への力をかけ続け、胃下垂を引き起こしてしまいます。


4.ストレス

ストレスに悩む女性

自律神経は、骨格のバランスの他に、ストレスにも影響を受けます。

強いストレスや長期にわたるストレスを感じていると、内臓の働きを調整している自律神経に乱れが起きてしまいます。


すると、内臓を支えている筋肉の働きや、消化不良を起こし、胃下垂を引き起こしてしまいます。


5.遺伝

顔立ちや身長、体型などが親子で似るように、内臓についても遺伝の影響があります。

当院に胃下垂で来院されている方でも、家族にも胃下垂の方がいるケースは珍しくありません。


胃下垂を引き起こす原因は、大きく分類すると上の5つがあります。

あなたは、いくつ当てはまったでしょうか?


胃下垂でお悩みの方は、これらの原因の1つ、あるいは複数を抱えてしまっています。

これらの原因を抱えた結果、胃の位置を保っている筋肉などの働きが弱くなり、胃が下垂してしまいます。


腹筋や逆立ちといった対策で効果がみられない方は、胃を支える筋肉の働きを良くしてあげる必要があります。


では、これらの原因に対して、どのような対策が取れるでしょうか?


胃下垂の方が自分でできる3つの対策

胃下垂でお悩みの方が、自力で改善しようと思っても、実はあまり多くの対策が取れるわけではありません。

良い姿勢を心がけることは、胃下垂以外にも体によって良いのですが、悪い姿勢が癖づいてしまっているために、骨格の調整などを行わないと、良い姿勢を取っても一時的なものになってしまいがちです。


また、自律神経の乱れを自力で改善することも、難しい問題です。

ストレスが原因だと分かっても、ストレスをなくして生活できる人はごく少数の方に限られるでしょう。


そのため、胃下垂でお悩みの方がご自身で取り入れやすい対策としては、次の食事に関する3つがあります。


1.野菜や果物を積極的に食べ、お肉や脂ものの比率を減らす

胃下垂や、自律神経の乱れなどをご自身で改善することはとても難しいことです。

ですが、食事の摂り方や、食事内容に気を付けて胃に負担をかけないようにすることは十分に可能です。

そのためにも、食事で野菜や果物を積極的に食べ、お肉や脂ものの比率を減らしてみてください。

野菜と果物

お肉や脂ものの多い食事は、胃酸の分泌量を増やし、消化にも時間がかかるため、胃への負担が大きくかかります。

野菜や果物は、胃酸の分泌量も少なく、消化にかかる時間も短くすむため、胃に優しい食材です。


また、野菜や果物には食物繊維が豊富に含まれていて、腸の善玉菌を増やしたり、便通を促す効果があるため、胃にも腸にも良い効果があります。

意識して食事に野菜や果物を取りいれるようにしてください。


2.よく噛むことで消化を助ける

よく噛む

胃の働きは、胃酸で食べ物を消化するだけではなく、食べ物を胃の中で撹拌し消化しやすくしたり、腸へと食物を送り出す働きがあります。

噛む回数が少ないと、食物が大きいため消化に時間がかかり、また撹拌する際にも大きな力を必要とし、胃の負担になります。


よく噛むことで消化を助け、また腸への移動もしやすくなり、負担を減らすことができます。


3.水の摂取量を増やす

水を積極的に飲む

胃腸をはじめとした内臓を活発に働かせるには、十分なお水が必要です。

お水を飲む量が少なく、コーヒーやお茶などを水分補給と考えている方が多くいます。


コーヒーやお茶の摂り過ぎは、カフェインによって胃を荒らしたり、利尿作用で体の水分を減らしてしまい、胃腸の働きを悪くしてしまいます。

嗜好品として飲むのは良いのですが、普段の水分補給はお水ですることが重要です。


1日に男性なら2~2.5リットル、女性でも1.5~2リットルの水が摂取の目安になります。

*短期間で極端に水の摂取量を増やすと、胃に負担をかける恐れがあるので、胃の状態を見ながら徐々に摂取量を増やしてください。


まずはこれら3つの対策を取りいれてみてください。

症状の程度の軽い方であれば、これらの対策でも十分な効果を得ることができます。


ただし、これらの対策を行っても効果がみられない場合は、胃下垂の改善や、あるいは自律神経のバランスの調整など、根本的な原因に対しての治療を受ける必要があります。


胃下垂に悩まされないために

一般的に胃下垂は良くなりにくい症状だと言われています。

色々な対策を取っても効果を感じられず、治らないのではないか、と諦めかけている方も多くいます。


ですが、引き起こしている根本的な原因を解決していけば、決して良くならない症状ではありません。

当院では実際に多くの方が、胃下垂を改善されています。

食事の摂り方といったご自身で対策を取れるところは取り、それに加えて根本原因に対する治療を受けることをおすすめします。


一日も早く、体のことを気にせず過ごせるようになってください。

つらい胃下垂の症状を改善するために、治療を受けたいとお考えの方は、当院の胃下垂の施術をご覧ください


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