逆流性食道炎が治らない子供が抱える、あまり知られていない原因
子供の逆流性食道炎は、比較的軽くてすぐに改善するケースが多いですが、一方で、一度慢性化すると長期間にわたって治らず、不安になっているケースが珍しくありません。
子供が急に胸やけや胃もたれを訴えるようになって、食欲が落ちて体重も減ってきている。
病院を受診して、逆流性食道炎の治療を受けるも、なかなか良くならない。
一体何が原因なんだろうと、深刻に悩んでいる家庭が少なからず見られます。
当院に来院されたMさんも、逆流性食道炎が治らずに、一体何が原因なのかと両親が深刻に悩まれた患者さんの一人です。
Mさんは8歳の女の子です。
元々は動くのが好きで活発な子でしたが、ある時から調子が悪くなって、元気を失ってしまいます。
キツい胃もたれや胸焼けに襲われ、食べると頻繁に嘔吐してしまうようになりました。
「食欲も落ちて、子どもなのに4kgも減ってしまったので、すごく心配でした」
Mさんはご両親と一緒に病院を受診し、いろいろな検査をした結果、逆流性食道炎の診断を受けます。
それから処方された薬を飲んでいたのですが、改善が見られません。
Mさんは整骨院、鍼灸院など色々な治療院に行き、漢方を飲んだりもしますが、どこも良くなることはありませんでした。
「自分でも原因や対策がないか色々と調べても分からず、娘の将来がどうなってしまうんだろうって、心配でした」
「なにか育て方に問題があって、余計なストレスを与えてしまってるのかと不安で仕方がなかったです」
どうすれば良くなるのか分からず悩んでいた際に、当院のHPを見たことで、Mさんは当院に来院されました。
当院で問診や検査をした結果、Mさんのお体の問題点が分かりました。
Mさんの首の骨格のバランスが崩れてしまっていました。
神経は脳から背骨を通って、全身へと伸びています。
そのため首のバランスが崩れると、神経の通りが悪くなり、自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。
Mさんの首の骨格のバランスは、かなり大きく崩れてしまっていました。
お母さんにお話を伺うと、以前に外で高いところから落ちて、頭をぶつけたことがあったことが分かりました。
また、家では動くのが好きなので、トランポリンをずっとしていたそうです。
どちらも、大怪我などには繋がらなかったため、知らず知らずにむち打ち症状と、自分で首に負担をかけ続けてしまっていました。
首のバランスの崩れによる影響は、逆流性食道炎以外にも出てしまっていました。
Mさんは普段から首肩こりや頭痛を訴え、また非常に乗り物に酔いやすく、車だけではなく電車に乗るのも、気持ち悪くなってしまっていました。
当院の治療では、Mさんの崩れていた首のバランスを、正しい位置へと調整していきました。
当院の治療に合わせ、Mさんには普段の生活で、首のバランスを崩さないように気をつけてもらいました。
首肩こりから、首を振ったり、回したりしていたので、それを止めてもらいます。
また、トランポリンの過度な使用にも気をつけてもらいました。
最初は、車や電車に乗るのにも酔ってしまうため、通院するのも困っていたMさんですが、当院での治療を重ねるにつれて、症状は改善していきました。
食事をしっかりと取れるようになり、通院時に酔うこともなくなり、来院の際にも元気になっていきます。
「首がこんなに影響するなんて、まったく知らなかったので、気をつけないといけないな、と思いました」
「でも、娘が日に日に良くなって、元気になっていって、本当にホッとしました」
Mさんの症状が改善されたことで、親御さんもとても安心されていました。
良い状態が安定したことを確認して、当院の治療を終了しました。
今は元気に学校に通い、友だちと遊んだりして、楽しく日々を過ごされているようです。
逆流性食道炎が治らない子供に考えられる原因とは?
子供の逆流性食道炎は数こそあまり多くありませんが、一度慢性化してしまうと、非常に深刻に悩まされるケースが見られます。
いろいろな検査をしても原因が特定できず、薬を飲み続けたり、食事に気をつけたりと、色々な治療や対策をしても治らない、と悩まされがちです。
そんな逆流性食道炎を引き起こす主な原因の一つが、自律神経の乱れです。
自律神経の乱れは、主にストレスと生活習慣の乱れ、骨格のバランスの崩れ(悪い姿勢)などによって引き起こされます。
ストレスや生活習慣の乱れが自律神経を乱す原因になることは、多くの方に知られている一方で、骨格のバランスの崩れの問題についてはあまり知られていません。
そのため、ストレスを与えてしまっているんだろうか、育て方に問題があるのだろうかと、子を思うがあまりに、親御さんが自分を責めてしまうことにも繋がりかねません。
子供はよく転倒したり、頭をぶつけたりと、不意の衝撃を受けてしまうことが多く、本人や家族も分からない内に、首の骨格のバランスを崩したり、むちうち状態になってしまっているケースが見られます。
もし、子供が逆流性食道炎になる少し前に、転倒していたり、あるいは頭をぶつけていた際には、注意が必要です。
また、他にも必ずしも出るわけではないですが、兆候として、
・頭痛やめまい、吐き気などを訴える
・子供なのに肩こりや首こりがある(もしくは、よく肩や首を回す)
・車や電車に、とても酔いやすい
などが見られることがあります。
首の骨格のバランスの問題は、下手に何とかしようとすると、かえって状態を悪化させてしまうケースも少なくないです。
そのため、ストレッチや体操などで整えようとするのは、オススメできません。
首の骨格のバランスは非常に繊細な調整を必要とし、どこでも確実に良くなるわけではありませんが、過去に頭をぶつけたりしたことがあったり、兆候に当てはまるような方は、一度、骨格のバランスを整える治療を検討してください。
当院での逆流性食道炎の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
他の逆流性食道炎の改善例はコチラ
・逆流性食道炎とバレット食道によるがん化に恐れた方が抱えていた原因
・薬を飲んでも逆流性食道炎が治らないのは、便秘が関係していた?
・ストレスで逆流性食道炎が治らなかった方の問題は寝る前の習慣だった
・3年間治らなかった逆流性食道炎は、眠りが浅いことが原因だった
・逆流性食道炎で何を食べたらいいか悩んでいる方への3つのポイント
・逆流性食道炎と食道裂孔ヘルニアに悩んだ方の気付けなかった原因は?
・逆流性食道炎で食事が取れない方に実践してほしいポイントとは?
・逆流性食道炎の原因がストレスの方は、対処法が人それぞれ違う?
・逆流性食道炎が治らないのは、胃ではなく首の痛みが原因だった?
・8年間治らなかった逆流性食道炎が良くなった決め手は姿勢改善だった
・逆流性食道炎が胃カメラで異常なしと言われた時の原因と対策とは?
・逆流性食道炎の食事制限をいつまで続ければ良いのか悩んでいる方へ
・逆流性食道炎が治らないと不安に感じている方に考えられる原因とは?
・逆流性食道炎を治らなくさせていたのは、砂糖の取りすぎだった?
・逆流性食道炎と食道裂孔ヘルニアが治らず悩む方に知ってほしいこと
・逆流性食道炎とめまいの原因となる自律神経が乱れる理由とは?
・逆流性食道炎の喉のつかえが、なぜ検査で異常がないのに治らない?
・逆流性食道炎と萎縮性胃炎を抱えている方に大切な対策の取り方とは?
・逆流性食道炎が治らない子供が抱える、あまり知られていない原因

創輝(そうき)鍼灸整骨院
〒558-0003
大阪府 大阪市住吉区 長居3-2-3-1F
受付時間:午前 9:00~13:00
午後16:00~20:00
(定休日:土曜日午後・日曜・祝日)
> 詳しい道順はコチラ