
なぜ足首の捻挫の後遺症が卓球選手をいつまでも悩ませるのか?
卓球は、激しいフットワークや体重移動を繰り返すため、足首に大きな負担がかかるスポーツです。
過去の捻挫が原因で、痛みや違和感といった後遺症に悩み、全力でのプレーができなくなる選手は少なくありません。
当院に来院されたMさんも、そんな足首の痛みに悩んだ患者さんの一人です。
Mさんは大学生として勉学に励みながら、卓球にも真剣に打ち込んでいました。
右足首の前と内側に痛みを感じ始めたのは、当院に来院する1ヶ月ほど前のこと。
以前から違和感はあったものの、部活後から次第に痛みは強くなり、日常生活にも支障をきたすようになります。
「自転車を漕いでいる時でさえ、足首が痛くて困りました」
「卓球の練習でも、踏み込みの時に痛くて全力でプレーできないのが、すごくストレスでした」
近くの整骨院にも通い、治療を受けましたが、少しマシになる程度で、根本的には治りません。
練習をすれば、また強い痛みが出て思うようにプレーできなくなってしまいます。
このままでは大好きな卓球を続けられないかもしれない、と不安になったMさん。
そんな時、Mさんはご家族から紹介を受けて、当院に来院することを決めました。
問診や検査の結果、Mさんの足首の問題点が分かりました。
原因は、過去の捻挫の後遺症による、足首の関節のバランスの崩れにありました。
足首周りには、小さな骨がたくさん集まって、滑らかな動きを実現したり、着地の衝撃を吸収、分散したりしています。
Mさんは、足首のバランスが崩れたまま、長時間の練習で強い踏み込みを繰り返したことで、関節に過剰な負担がかかり、強い痛みを引き起こしていました。
一般的に捻挫の後遺症では、外くるぶしの骨である「腓骨」が下がる左右のズレが多く見られます。
しかし、Mさんの場合はそれに加え、踏み込みの負荷で前後にも歪みが生じており、より複雑で治りにくい状態になっていました。
そのような状態であったため、安静にしていたり、テーピングをしていても、根本的な解決に至っていませんでした。
当院では、この色々の方向に崩れた足首の関節のバランスを、正しい位置へと整えます。
また、練習前後の適切なケアが不足していたため、再発防止のために効果的なストレッチ方法などもお伝えしました。
当院での治療を重ねるにつれて、Mさんの症状は改善されていきます。
自転車を漕ぐ時の痛みはなくなり、卓球の練習でも不安なく踏み込めるようになっていきました。
「どうなってるんだろうって不安を感じていたので、治って良かったです」
「思いっきり体を動かせて嬉しい」
今では痛みやストレスを感じることなく、全力で卓球のプレーに打ち込めています。
足首の捻挫の痛みが卓球選手に多い理由と、その解決策とは?

卓球は、コート内を激しく動き回り、強い踏み込みを繰り返すスポーツです。
そのため、相手の打球に反応して一歩を踏み出した時や、強打する際の体重移動で足首を捻ってしまうケースは珍しくありません。
また、もし過去に足首の捻挫を経験したことがある場合、たとえその時の痛みや腫れが治まっていたとしても、注意が必要です。
なぜなら、捻挫をした際に関節のバランスが崩れたままになってしまい、後遺症として残っていることがあるからです。
足は26個もの骨が集まって構成されています。
それらの骨が適切な位置にあることで、筋肉や靭帯が適切に働き、何十キロもの体重を支えることができます。
足首の関節のバランスが崩れていると、体重のかかり方がおかしくなったり、衝撃をうまく分散、吸収できなくなり、踏み込むたびに関節や靭帯、筋肉に余計な負担がかかり続けます。
その状態で長時間の練習を続けることで、負担が蓄積し、ある日突然、強い痛みとして現れてしまいます。
一度崩れてしまった関節のバランスは、ストレッチやマッサージ、安静にしているだけでは、基本的には元通りになりません。
関節のバランスの崩れ方を正確に認識し、適切な力加減で、元の位置へと整えてあげる必要があります。
足首の関節はどこでも整えられるわけではなく、安易に治療を進められるわけではありません。
ですが、本気で卓球に取り組んでいる、今後も長く続けたい、という方は、一度骨格のバランスを整える治療を検討してみてください。
当院での足首の捻挫の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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