猫背が治らない人に気を付けて欲しい３つの習慣とは？ | 大阪の整体 創輝鍼灸整骨院

猫背が治らない人に気を付けて欲しい３つの習慣とは？

猫背は人の印象に大きな影響を与えます。

また、姿勢が悪くなることで、肩や腰に負担がかかり、肩こり腰痛などの痛みや不調にもつながる症状です。

そのため、キレイな姿勢になりたいと悩んでいる方が多くいます。

ところが意識して背筋を伸ばしていても、疲れてくると気づいたら猫背になっているケースが非常に多く、良い姿勢を癖づけることは容易ではありません。

当院に来院されたＩさんも、猫背で長年悩んでいた患者さんです。

Ｉさんは３０代の男性で、スーツの販売業をしています。

「仕事では立ちっ放しで、疲れてくると肩や背中がこって、背中が丸くなっていくのが自分でも分かりました」

背中の丸い姿勢では見栄えも悪くなり、接客時の印象を悪くすることもあるでしょう。

なによりも、背中が丸くなって肩や背中が張った状態はしんどくて仕方がなかったと言います。

Ｉさんは猫背を治したいと、常々思っていました。

学生の頃から猫背に悩まされていて、すでに二十年程も経ちます。

その間、Ｉさんは何度も猫背を治そうとしてきました。

色々な整体に通ったり、自分でも体操をしたりもしましたが、良くなりません。

「全然治らないので、もう治らないだろうと半分諦めていました」

「それでも何とかキレイな姿勢になって、楽になりたいって気持ちは諦めきれませんでした」

頭痛や、体の冷え、疲れやすい、疲れが取れにくいといった体調不良にも悩まされていたので、治したい気持ちがとても強かったのです。

Ｉさんは改めて猫背を治そうと、色々と調べ始めました。

そうしてたどり着いたのが、当院でした。

問診や検査の結果、Ｉさんのお体の問題点が明らかになりました。

日々の姿勢不良から、骨格のバランスが崩れて猫背が癖づいていました。

また、背骨の中には神経が通っています。

猫背によって神経の通りが悪くなり、自律神経が乱れて慢性的な疲れや体の冷え、頭痛といった症状を引き起こす原因にもなっていました。

当院の治療では、骨格のバランスを整えて姿勢を良くし、自律神経の乱れを取り除いていきます。

悪くなっていた循環を活発にしたり、内臓疲労を取り除きました。

特に良い姿勢を癖づけることを重視しました。

また、Ｉさんには普段の姿勢について、気を付けてもらいました。

姿勢を良くすることも大切ですが、普段の習慣に気を付けて、姿勢が悪くなることを防止するのは、姿勢改善と再発防止に欠かせません。

座り方やスマホの見方といった普段の姿勢をはじめ、かんたんな体操や脱力の仕方についてもお伝えしました。

当院に通院されただけでなく、お伝えした注意点もしっかりと守られたＩさんは、姿勢の写真を撮って初回と比較しても、前に突き出た頭が正しい位置へと起き、キレイな姿勢になりました。

当院の治療効果だけでなく、Ｉさんの日常の過ごし方もしっかりと改善されていたこともあり、当院での治療を終了しました。

首や肩のこりに悩まされなくなったＩさんは体も楽になり、スーツの販売もキレイな姿勢で自信を持ってされていることでしょう。

姿勢を悪くしないための習慣とは？

猫背は見た目の印象にも大きく関わり、また肩こりや腰痛といった体の痛み、自律神経の乱れからくる頭痛などの不調を引き起こす原因にもなります。

多くの方が猫背を何とかしようと、体操やトレーニングをしたり、整体やマッサージを受けたりされますが、治らずに悩んでいるケースが多く見られます。

その大きな原因の一つには、姿勢を悪くする動作を日常で続けていることがあります。

姿勢を良くすることも大切ですが、悪くしないのも同じぐらい大切です。

姿勢の悪い方は、知らず知らずのうちに姿勢を悪くする動作を繰り返してしまっています。

当院で来院される患者さんの多くに見られる悪い習慣は、次のようなものがあります。

１．スマホを低い位置で持ち、首が下に倒れている

２．ノートパソコンなど、パソコンのモニターの位置が低く頭が前に突き出ている

３．骨盤が後ろに倒れる（お尻の落ちた）座り方をしている

短時間であれば大きな問題にならないこれらの姿勢も、長時間・長期間続けることで、骨格のバランスを崩し、姿勢を悪くすることに繋がります。

スマホを使う時は少し高い位置で持つ、パソコンのモニターを自分の高さに合わせるといった小さな変化が、体にとっては大きな差になって現れます。

もし上の項目に心当たりがあるなら、気を付けてみてください。

悪くする動作を取り除くだけでも、体にはとても良い効果があります。