過敏性腸症候群の方が、旅行などのイベントを心から楽しむために
過敏性腸症候群は、腹痛や下痢、お腹の張りといった症状で、日常生活に大きな支障をきたすことの多い症状です。
特に、旅行などの楽しいイベントを、お腹の不調が原因で、心から楽しめないと悩む方は少なくありません。
当院に来院されたFさんも、過敏性腸症候群が原因で、大好きな旅行に行けなくなったと悩んだ患者さんの一人です。
Fさんは40代の女性で、過敏性腸症候群に悩み始めたのは、20年以上も前の高校生の頃からでした。
お腹の張りやガスの溜まり、体の冷えといった症状に悩まされてしまいます。
その後、病院を受診し、色々な検査をした結果、過敏性腸症候群と診断を受けました。
病院で薬を処方されて飲んでいましたが、症状は良くなりません。
その後も、Fさんは鍼や整体、カイロプラクティックなど、様々な治療を試しましたが、改善は見られませんでした。
その後、長年にわたって抱え続けることになる過敏性腸症候群ですが、Fさんの悩みの大きなものに、旅行ができない、というものがありました。
「旅行が好きなんですけど、お腹の調子が悪くなるので、思うように行けなくなってしまいました」
急にお腹が痛くなったらどうしよう、という恐怖感に襲われてしまう。
人混みでガスが出そうになるのをガマンすると、お腹が痛くなってしまう。
そのような状態だったため、せっかく旅行に行っても、食事を楽しめません。
旅行先で好きなものを食べたくても、お腹の調子が悪くならないかと不安になってしまいます。
慢性的な不安感や疲れやすさもあって、いつしか「旅行なんてできない」と諦めるようになっていきました。
「ずっとこのままなんだろうな……」
そんな諦めの気持ちを抱えながらも、心のどこかでは
「また旅行に行きたい。色んなところに行って、観光地を見たり、美味しい食事を食べたりしたい」
「過敏性腸症候群に悩まされないように、健康になりたい」
という、かすかな望みを持ち続けていました。
そんな時、Fさんは当院のホームページを見つけ、来院を決めました。
当院で問診や検査をした結果、Fさんのお体の問題点が分かりました。
食事内容にはそれほど大きな問題はなく、ストレスも極端に強いわけではありませんでした。
Fさんの場合、一番の原因となっていたのは、姿勢の悪さでした。
自律神経は脳から背骨を通って、全身へと伸びています。
そのため、姿勢が悪くなると、神経の通り道が阻害され、自律神経が乱れてしまいます。
自律神経が乱れると、胃腸の働きが低下し、お腹の張りやガス、冷えといった症状を引き起こします。
当院では、Fさんの姿勢を改善し、骨格のバランスを整える治療を行いました。
治療を続けるにつれて、Fさんの症状は着実に改善されていきました。
「最初は本当に大丈夫なのかって不安だったんですけど、いざ旅行してみたら、悩まされることなく楽しむことができるようになりました」
「もう旅行中にお腹のことで悩まなくていいんだと思うと、本当に安心しました」
状態が改善し、安定したこともあり、当院での治療を終了しました。
その後もメンテナンスで治療を受けられているFさんですが、今では、お腹の不調を気にすることなく、色々なところに旅行に行けるようになったと、嬉しそうに報告してくれました。
過敏性腸症候群の方が、旅行を楽しむために普段気をつけてほしいこと
過敏性腸症候群をお持ちの方にとって、旅行は楽しみである一方で、大きな不安や恐怖を感じるイベントでもあります。
「旅先で急にお腹が痛くなったらどうしよう」
「移動中や人混みでトイレに行けなかったら……」
「ガスやお腹の張りが気になって、周囲の目が怖い」など、さまざまな心配が頭をよぎり、出発前から緊張やストレスを感じてしまう方も少なくありません。
そのため、本来は心から楽しめるはずの旅行や外出が、過敏性腸症候群の症状によって「行きたいのに行けない」「楽しみたいのに不安が勝ってしまう」といった悩みに繋がることが多いです。
過敏性腸症候群は、食事やストレスが主な原因と考えられています。
しかし、食事に気をつけ、ストレスを溜めないように生活していても、症状が改善しないと悩む方は少なくありません。
そのような方に多く見られるのが、姿勢の問題です。
特に、スマートフォンやパソコンの長時間利用で、うつむいた姿勢が続くことは、首に大きな負担をかけ、自律神経の乱れを引き起こします。
自律神経が乱れると、胃腸の働きが低下し、過敏性腸症候群の症状が悪化する原因となります。
食事やストレス対策だけでなく、普段の姿勢にも気を配ることが、症状改善の重要なポイントとなります。
・スマートフォンを見る時は、持つ位置を上げて首への負担を減らす
・長時間同じ姿勢でいることを避け、合間に伸びなどの体操する
・モニターの高さを調整したり、椅子に気をつけるなど、普段の姿勢が悪くならない環境作りに気を配る
一つひとつは小さなことですが、日々の積み重ねが姿勢不良を防ぎ、自律神経を整え、お腹の不調を改善に繋がっていきます。
過敏性腸症候群は、けっして治らない症状ではありません。
その方一人ひとりの悩ませている根本的な原因を見つけ、その人に合わせて解決していけば、症状はきっと改善します。
良くなることを諦めないでください。
当院での過敏性腸症候群の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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院情報
院名
創輝(そうき)鍼灸整骨院
院長
尾原秀祐
所在地
〒558-0003
大阪市住吉区長居3-2-3-1F
最寄駅
JR阪和線 長居駅から徒歩30秒
地下鉄御堂筋線 長居駅から徒歩2分
治療時間
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00~13:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
16:00~20:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
休診日
土曜午後・日曜・祝日
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