なぜ足首の捻挫をした人は、後で股関節が痛いと悩まされやすいのか？

足首の捻挫をした人は、なぜ後で股関節が痛いと悩まされやすいのか？

足首の捻挫は、色々な後遺症を引き起こすケースが見られます。

そのまま足首の痛みが続いたり、捻挫癖がついてちょっとしたことで捻ってしまう、というケースだけでなく、足首の痛みは治まったけれど、その後に股関節や膝、腰などに痛みを引き起こすことが少なくありません。

当院に来院されたＨさんも、足首の捻挫をしてから、股関節の痛みに悩まされた患者さんの一人です。

Ｈさんは４０代の女性で、普段は会社員として忙しく働かれていました。

趣味でウォーキングをされていたり、特に体には問題のない日々を送っていました。

そんなＨさんが不調に襲われ始めたのは、当院に来院する、約ニ年前の頃から。

きっかけは足首を捻挫したことでした。

左の足首を捻挫して腫れてしまい、その後安静にしていると痛みはなくなるも、動きが悪くなったと言います。

「ウォーキングをしてると地面をちゃんと蹴れなかったり、左右の体重のかかりが、なにかおかしいなってずっと気になっていました」

足首の違和感だけでなく、左の股関節にも違和感を感じはじめます。

そして、この１年ほど前から特に股関節の違和感が酷くなりだし、可動域が制限されたり、痛みがキツくなったそうです。

Ｈさんは近くの整骨院に通ったり、整体にも通っていましたが、治らない日々が続きます。

仕事では立っていることが多く、思うように働くこともできません。

「痛いしツラいしで、このままだと、仕事も歩くのも満足にできないって焦りました」

「なんとかして治したい一心でした」

そんな時、Ｈさんは当院のＨＰを見たことで、来院を決めました。

当院で問診や検査をした結果、Ｈさんのお体の問題点が分かりました。

Ｈさんの股関節（恥骨）と足首の関節のバランスが崩れてしまっていたことが分かりました。

人の体は、立ったり歩いたりしているとき、足首や膝、股関節まで連動して動いています。

足首を捻挫してしまう時、実際には股関節まで衝撃や牽引力がかかり、バランスを崩してしまうケースが多く見られます。

関節のバランスが崩れたまま、長時間立ったり歩いたりすると、余計な負担がかかり、痛みや違和感、関節の可動域制限が起きてしまいます。

当院の治療では、Ｈさんの足首のバランスを整えて、股関節自体も位置を調整しました。

当院での治療を重ね、関節が正しい状態へと戻っていくにつれて、Ｈさんの症状も改善していきます。

「今は可動域も戻ったし、足首の動きも正常になって、歩くのもちゃんと地面を蹴れるようになりました」

「足のことを気にせずウォーキングできるのが、本っ当に嬉しい」

しっかりと痛みや違和感、可動域の制限がなくなり、今は元気に過ごされています。

足首の捻挫で股関節が痛い。多くの方が知らない理由と解決策とは？

なぜか、とくに捻った覚えもないのに、股関節が痛い。

このような、きっかけが分からないにも関わらず、股関節の痛みに悩まされる方には、過去に足首の捻挫をしているケースが少なくありません。

その後、足首の痛みや腫れが引いていくため、足首と股関節が関係していることに気付く人が少なく、一体何が原因なのか、どうすれば良いのかと悩むことが多いです。

足首や膝、股関節は連動して動いているため、強く足首を捻ってしまうとき、その衝撃や牽引力が、股関節にも伝わってしまいます。

その結果、足首や股関節（恥骨）の骨格のバランスが崩れたままになってしまいます。

股関節は受け皿のくぼみが深いので、基本的には滅多に脱臼などは起こらない関節ですが、実は微妙にバランスが崩れてしまうケースが少なくありません。

すると、いわゆる噛み合わせが悪くなってしまいます。

その状態では、滑らかな動きが阻害され、筋肉や靭帯に強い負担がかかってしまいます。

その後、足首の腫れは自然と治まりますが、崩れた関節のバランスはそのままになってしまうため、足首と股関節の痛みや違和感、可動域制限などが後遺症として出る場合があります。

一度崩れてしまった関節のバランスは、偶発的な例外を除き、ほとんど元に戻りません。

そのため、関節のバランスを整える治療を受けることが必要です。

足に痛みや不調があると、生活に大きな支障をきたしてしまいます。

治らずに悩んでいる方は、一度関節のバランスを整える治療を受けることを検討してください。

当院での足首の捻挫の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。

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院情報

院名

創輝（そうき）鍼灸整骨院

院長

尾原秀祐

所在地

〒558-0003
大阪市住吉区長居3-2-3-1F

最寄駅

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治療時間

休診日

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