機能性ディスペプシアで原因不明と診断された方が改善した理由とは?
機能性ディスペプシアは、胃痛や胃もたれといった不快な胃の症状だけでなく、倦怠感など、様々な不調を伴うことがあります。
病院で胃カメラを始めとした、様々な検査をしても異常が見つからず、「原因不明」と診断されることも少なくありません。
日常生活に支障をきたすほど調子が悪いのに、原因が分からない。
そのため、どう対策すれば良いかも分からず、治るのかどうか、深刻に悩まされることも多い症状です。
当院に来院されたUさんも、機能性ディスペプシアで原因不明と診断され、深刻に悩んだ患者さんの一人です。
Uさんは60代の男性で、普段は忙しく働かれています。
そんなUさんが機能性ディスペプシアに悩み始めたのは、当院に来院する半年ほど前のことでした。
最初は軽い胃の不調から始まりましたが、徐々に悪化し、ひどい腹痛に襲われるようになり、食事がまともに取れなくなってしまいました。
さらに、全身の倦怠感もひどく、朝起きた時から、怠い状態が続きます。
病院でMRI、エコー、CT、胃カメラ、大腸検査など、あらゆる検査を受けましたが、どこにも異常は見つからず、「原因不明」と診断されてしまいました。
「原因が分からないから、どうすればいいのかも分からなくて悩みました」
「このままでは仕事も続けられないと思い、ついには休職することになりました」
復帰の目処も立たず、精神的にも追い詰められていたUさん。
そんな時に、インターネットで色々な治療法を探し、当院のホームページを見たことで、来院を決めます。
当院で問診や検査をした結果、Uさんのお体の問題点が分かりました。
Uさんの場合、首の状態が非常に悪く、姿勢も猫背になっていたことが、大きな原因になっていました。
脳から背骨を通って、全身へと神経は伸びています。
そのため、首の骨格のバランスが崩れていたり、姿勢が悪くなると、神経の通りが悪くなって、自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。
自律神経は胃腸をはじめとした内臓の働きを調整しているため、Uさんの機能性ディスペプシアの大きな原因になっていました。
当院の治療では、Uさんの首の骨格のバランスを整え、姿勢の調整を行いました。
また、Uさんご自身にも、座り方や普段のスマートフォンの使い方など、悪化させてしまうお体の使い方について、気を付けてもらうようにお伝えします。
姿勢が悪くなっていると気づいた時には、伸びの体操を実践してもらいました。
当院の治療が進むにつれて、Uさんの自律神経は整い、胃腸の働きが正常に戻っていきました。
ひどい腹痛は徐々に軽減してなくなり、また食事が美味しく感じられるようになり、倦怠感も改善されていきました。
「休職するほどひどかった体調から、仕事に復帰できるようになって良かったです」
「食事が美味しく食べれて、とても嬉しい」
Uさんの症状が改善したこともあって、当院での治療を終了しました。
機能性ディスペプシアで原因不明と言われた方に、考えられる原因とは?
機能性ディスペプシアは、検査をしても原因が分からないケースが多く見られます。
不快な症状に悩まされているのに、一向に治らず、一体何が悪いんだろうか、どうやったら治るんだろうか、と深刻に悩む方が少なくありません。
また、時には「この薬で良くならないなら、もう治らない」「心の問題です」などと言われ、ショックを受ける方も見られる症状です。
なぜ機能性ディスペプシアは、色々な検査をしても、原因不明と言われるのでしょうか?
検査で異常が出ないのは、胃腸の組織や細胞自体には問題がなかった、ということです。
こういった組織の問題は「器質性」と呼ばれます。
残る原因として考えられるのは、組織そのものの問題ではなく、胃腸を働かせている、司令塔の部分の問題です。
働きを調整している部分に問題があるものを「機能性」と言い、機能性ディスペプシアは、まさにこの機能の問題による症状です。
そして、この機能は主に自律神経がコントロールしています。
自律神経は、非常に多岐にわたる影響を受けるため、一人ひとり主要な原因は異なります。
その中でも、多くの人にあまり意識されず、気づかないうちに問題となっていることが多いのが、骨格のバランスの崩れと姿勢の問題です。
自律神経は主に脳から背骨を通って、全身へと伸びています。
そのため、首のバランスが崩れたり、姿勢が悪くなると、自律神経の働きが乱れてしまい、胃腸の不調を引き起こす原因になります。
近年では、特にスマホやPC、携帯ゲーム機などをうつむいて使用したり、非常に猫背の状態が続いたりする方が多くいます。
その結果、知らず知らずのうちに、自律神経を乱してしまっている方が多いです。
良くすることと同じぐらい、悪くしている原因を取り除くことも大切です。
・スマホやタブレットを見る位置を上げて、正面に近づけてみる
・デスクワークで使用するモニターの高さを上げてみる
・明らかに悪い姿勢になっていることに気づいたら、座りなおす
まずはこれらの対策を取り入れてみてください。
機能性ディスペプシアになって、検査をしても異常が見つからず、不安になっているかもしれません。
ですが、不調が起きている以上は、引き起こしている原因がきっとあるはずです。
その原因を取り除くことさえできれば、きっと良くなる方法はあります。
胃痛や胃もたれ、腹痛などで苦しく、精神的にも不安になっているかもしれませんが、治るのを諦めないでください。
当院での機能性ディスペプシアの治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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院情報
院名
創輝(そうき)鍼灸整骨院
院長
尾原秀祐
所在地
〒558-0003
大阪市住吉区長居3-2-3-1F
最寄駅
JR阪和線 長居駅から徒歩30秒
地下鉄御堂筋線 長居駅から徒歩2分
治療時間
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00~13:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
16:00~20:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
休診日
土曜午後・日曜・祝日
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